【2024年8月1日より小売価格を改定（値上げ）いたします】

いつも私たちのコーヒーをご愛飲いただきまことにありがとうございます。
当店では２０２４年８月１日(木)より、コーヒー豆およびリキッドコーヒー１ℓ（無糖）の価格を改定させていただく運びとなりました。

背景といたしましては、世界的にコーヒー豆の需要が高まっており、価格が高騰していることに加えて、円安の進行によりコーヒー豆の調達価格が一段と高くなっていることがございます。大変心苦しくも、自助努力の範疇を超える現状のため、下記のように価格改定をさせていただくことといたしました。

2024年8月1日（木）より
・コーヒー豆全品：20%~30%の値上げ
・リキッドコーヒー：１本 680円→740円（税込）
・リキッドコーヒー：１ケース 7,560円→8,160円（税込）
※テイクアウトコーヒーとドリップバッグの価格は変わりません

お客様にもご負担をおかけする形となり大変心苦しいご案内となりますが、今後も皆さまに変わらぬ味を提供して参りますので、変わらぬご愛顧をいただけましたら幸いでございます。

＝＝＝＝＝ここからは３代目のつぶやき話です＝＝＝＝＝

家業であるこの会社に入ってから３年半。その間に行う３度目の価格改定となります。

過去３０年間のデータを見ていても、これほど原価が上がり続けた時期はありませんでした。原産国の様々な事情、為替など、自分たちではコントロールできない事象を前に、常に適正価格を考えては考え直す日々が続いています。

ただ私の中で値上げはいつも最後の選択肢だと思っています。まだ自分たちにできることがあったのではないか。できない言い訳をしていなかったか。そう思い、前回の価格改定から１年半近く、いくつもの見直しを進めてきました。無理そうでも思いつくものはとにかくやりました。大体のことはやったらできました。

それでもこの３年で３倍近くも上がった仕入れ値を前に、最終的には値上げをせざるを得ないという判断になりました。

やはり値上げは怖いです。お客様が離れてしまうことを考えます。それでも自分たちでやれることはやったという自負はあります。そして私には会社を守る責務があります。なによりここには自信をもってお客様にご提供できるコーヒーがあります。

そして値上げを決めた以上、私たちができることは、前もってお客様にお伝えすること、そしてなるべく多くのお客様にきちんと伝わるようにすることだと思っています。お客様によってご来店いただく頻度は様々ですので、1か月以上は準備期間をもってもらえるようこのタイミングでのお知らせとなりました。

こんな気持ちを手短にまとめると冒頭のような文章になるのですが、もっと自分の言葉でお伝えしたく、いまこの文章を書いています。拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございます。これからもどうぞ末永くよろしくお願いいたします。